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【古歌90】・・古歌に学ぶ生き方



   気もつかず
    目には見えねど いつのまにか
     埃(ほこり)たまるは 袂(たもと)なりけり




【歌の意味】

誰も気がつかない間に、ポケットにゴミがはいっているという趣旨です。

自分が意識して、ポケットにゴミを入れる人はいないでしょうが、それでも、いつの間にか、ポケットにゴミが入っているものです。


このゴミは、実は
@ 余分にモノを欲しがる欲求。
A モノ惜しみをする惜しみ心。
B ゆえなく人を妬む心。
C すぐに腹を立てる、狭い心。
D うぬぼれの強い自我。
E すぐ自慢する高慢心。

など、人間の心にゴミはたまるものです。

世間の手前、体裁が良くないので、自分では隠そう隠そうとしている醜い性質が、いつのまにか心の周囲にうずまいているとは、誰も気がついていないのではないでしょうか。

だから人間は万物のなかで一番
@ 澄み切った空にあこがれる。
A 美しい風物にあこがれる。
B 清らかな水にあこがれる。
C 高い山にあこがれる。
D じんかくはゃにあこがれる。
E たとえ外形だけでも、美男や美女にあこがれる。
などの心を、自然に持つのです。





古歌に学ぶ
81 世の中は 虎狼も ものならず
人の口こそ なお勝りけり
82 世の中を 四尺九寸に なしにけり
五尺のからだ おきどころなし
83 足元の 道を忘れて 荒岩づたい
谷間奥山 ふみまよいつつ
84 霜を経て 匂わざりせば 百花(ももはな)の
上には立たじ 白菊の花
85 わが心 鏡に映る ものなれば
さこそ姿の 醜(みに)くかるらめ
86 アザミ草 その身の針を 知らずして
花と思いし 今のいままで
87 世の中に 蒔かずに生えし ためしな し
蒔きてぞついに 運や開けん
88 春の夜の 闇はあやなし 梅の花
色こそみえね 香りやはする
89 愚かなる 恣意の炎を 噴きたてて
我と迎うる 火の車かな
90 気もつかず 目には見えねど いつのまにか
埃(ほこり)たまるは 袂(たもと)なりけり



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