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【古歌78】・・古歌に学ぶ生き方



   心よく
    人ごと言わず 慇懃に
      慈悲ある人に 遠慮ある人




【歌の意味】

正直で悪口を言わず、礼儀正しく愛情に富み、控えめな人こそ真人間であるという趣旨です。

この歌は人間の魅力について語っているのではないでしょうか。

女性でも、美人でツンとすましているような人は、人間的な魅力が伝わってこないし、そうでなく、少しぐらい不細工でも、話し方に味があって表情や感情が豊かであれば、人を惹きつけてやまない魅力のある人もいますね。

いかに美人であっても、夫婦生活に破れて孤独な生活を送っている人も大勢いますが、要は顔よりも心が大切なのです。

ツンとすまして自分のスタイルや顔を鼻にかけるような人に、人間味の富んだ人はいないものです。

魅力とは、ちょうど花の蜜に蝶がたわむれてくるように、その蜜ではないでしょうか。

人間で言えば
 @ 心が鷹揚とし、のんびりしていて、こだわりが少ない。
 A 愛情が豊かで、人の琴線に触れる優しいことばがある。
 B 相手の言に耳を傾け、相手の話を熱心に聞く。
 C つまらぬ噂話やカゲグチは言わない。
 D 約束は守り、礼儀正しく、常に控えめである。

おおざっぱに言えば、話し上手で聞き上手。見識の広さや趣味の深さ。知識の豊かさや才能とか素質の深さ。
長期に安心して付き合える人や自分を高度な世界に引っ張っていってくれる人。自分が触発される何かを持っている人。

そして最終的には、それらの美徳が人格とか深い知性に結びついている人と言ってよいでしょう。




古歌に学ぶ
71 金ほしや 地獄の沙汰も 金しだい
さりとて金では 行かれぬ極楽の道
72 狐より こわきは色と 酒とカネ
大方これに 誑(たぶ)らかされぬはなし
73 年を経て 浮き世の橋を 見返れば
さても危うく 渡りけるかな
74 うかうかと 徒に月日を 送る人
地獄ならでは 行きどころなし
75 田や山に 黄金はいくらも 埋めてある
鍬で掘り出せ 鎌で刈り取れ
76 思うまま ならで逆目に 立つ板は
おのがカンナに 錆があるゆえ
77 立ち寄りて しばしなりとも 習わばや
親に仕うる 人の心を
78 心よく 人ごと言わず 慇懃に
慈悲ある人に 遠慮ある人
79 山人の いつしかつけし 斧のあと
松はそれより 雪折れぞする
80 アイアイの 返事ひとつで 世の中も
人も我が身も まるくおさまる



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