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【古歌77】・・古歌に学ぶ生き方



   立ち寄りて
      しばしなりとも 習わばや
          親に仕うる 人の心を




【歌の意味】

親孝行で評判の家があるので、親孝行の方法を見習いたいという趣旨です。


親孝行は、いまや日本人から忘れ去られたのではないかとさえ思うくらい、遠いかなたの存在になってしまったようですね。

明治の先駆者の吉田松陰の歌に
 「親思う 心に勝る 親心
  今日のおとずれ 何と聞くらん」


というのがありますが、子が親を思う心よりも、子を思いやる親の気持ちのほうがはるかに深いということです。

今の日本では、親は子どものことを思っても、子供からは何とも思われない時代になったと、あきらめなければならないのでしょうか。

現在の世相をみますと、親も親で、子どもを虐待しては果ては殺してしまうという、親の資格のない人も増えてきています。
ほんとうに悲しい時代です。

現在の若い夫婦は、「どうやって家庭の作ったらよいのか分からない」という人が増えているし、ちょっと意見がすれ違ったといっては離婚するということで、どうしてこういう夫婦が将来を見据えた我が家の繁栄の基礎など築けましょうや。

これに比べて親孝行の家があったら、わざわざ立ち寄ってでも、その方法を聞きたいもの・・・と、この歌を詠んだ人の気持ちには心が打たれます。

生活指針
@ 人間をはかる基準は、その人が孝行者であるかどうかできまる。
A 人生を真剣に考える人に、不孝者はいない。
B 嫁をもらうなら、親を見てもらう。





古歌に学ぶ
71 金ほしや 地獄の沙汰も 金しだい
さりとて金では 行かれぬ極楽の道
72 狐より こわきは色と 酒とカネ
大方これに 誑(たぶ)らかされぬはなし
73 年を経て 浮き世の橋を 見返れば
さても危うく 渡りけるかな
74 うかうかと 徒に月日を 送る人
地獄ならでは 行きどころなし
75 田や山に 黄金はいくらも 埋めてある
鍬で掘り出せ 鎌で刈り取れ
76 思うまま ならで逆目に 立つ板は
おのがカンナに 錆があるゆえ
77 立ち寄りて しばしなりとも 習わばや
親に仕うる 人の心を
78 心よく 人ごと言わず 慇懃に
慈悲ある人に 遠慮ある人
79 山人の いつしかつけし 斧のあと
松はそれより 雪折れぞする
80 アイアイの 返事ひとつで 世の中も
人も我が身も まるくおさまる



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