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【古歌76】・・古歌に学ぶ生き方



   思うまま
     ならで逆目に 立つ板は
       おのがカンナに 錆があるゆえ




【歌の意味】

直接的な意味は、上手に板が削れないのは、カンナに錆がついているからだということですが、これは自分の身の上に起こるすべての問題の発生は、自分自身の心のあり方に問題があるという趣旨の歌です。


ここで、人間の運命と運勢について考えてみましょう。
私たちが生まれてくるときに、天に注文できないものが数点ほどあります。
@ 男に生まれてくるか、女に生まれてくるか。
A どういう家柄の家に生まれてくるのかどうか。
たとえば政治家輩出の家柄か、あるいは商売人の家か、あるいは農業を営む家なのか。
B どういう名前が付けられるのか。
C どの国のどの場所に生まれてくるのか。
D 兄弟がいない。
E 親が早く死んでしまった。

これらについては、あなたの意志では決めれません。
これが運命といわれているものです。

運勢とは、生まれた後の出来事などを指します。

@ 仕事は順調に進み、出世街道を歩んでいる。
A 結婚をしたが、夫婦不仲で離婚の危機を迎えている。
B 仕事は何をやってもうまくいかず、精神もイライラして怒りっぽくなり、 人間関係もうまくいかない
などです。

ここでの歌の意味は、持って生まれた運命はいかんともしがたいですが、生まれて以後の運勢は、すべて自分の行動とか、考え方がもとになって展開されてくるもので、今ある運勢は自分自身がせっせと作り上げてきたのですから、日頃の努力によって好転することが可能です。

「おのがカンナに錆があるゆえ」とは、心の持ちかたや人との付き合い方の基本が間違っているといっているのです。




古歌に学ぶ
71 金ほしや 地獄の沙汰も 金しだい
さりとて金では 行かれぬ極楽の道
72 狐より こわきは色と 酒とカネ
大方これに 誑(たぶ)らかされぬはなし
73 年を経て 浮き世の橋を 見返れば
さても危うく 渡りけるかな
74 うかうかと 徒に月日を 送る人
地獄ならでは 行きどころなし
75 田や山に 黄金はいくらも 埋めてある
鍬で掘り出せ 鎌で刈り取れ
76 思うまま ならで逆目に 立つ板は
おのがカンナに 錆があるゆえ
77 立ち寄りて しばしなりとも 習わばや
親に仕うる 人の心を
78 心よく 人ごと言わず 慇懃に
慈悲ある人に 遠慮ある人
79 山人の いつしかつけし 斧のあと
松はそれより 雪折れぞする
80 アイアイの 返事ひとつで 世の中も
人も我が身も まるくおさまる



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