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【古歌50】・・古歌に学ぶ生き方



   千枝(ちえ)もも枝
     茂れる松も そのもとは
      ただ双葉(ふたば)より 生えそめしなり




【歌の意味】

何千もの枝を張っている大きな松の木も、始めの一歩は二枚の葉っぱから大きくなったのだという趣旨です。


この世は、どんなものも栄枯盛衰を繰り返すものであり、松の一生も人間の一生と同じ道をたどります。

人の一生を12段階で言いますと、

@ おぎぁーと生まれる。

A 生れた後、産湯を使います。

B 立派に成長し、成人式を迎える。 

C 学校を出て、社会に乗り出す。

D 精神的にも肉体的にも、最高の充実感をもって仕事に取り組む。

E だんだんと肉体の衰えが生じてきます。

F 病気にかかりやすくなります。

G やがて、寿命が尽きて死に至ります。

H 墓に入ります。

I 魂の痕跡が無くなる。

J 母の胎内に宿ります。

K 母の胎内で栄養の補給を受ける。

このように、輪廻転生を繰り返しているのが、この世の姿であります。

松の一生で言えば、松の双葉が顔を出すのが@に該当し、AからCで何百何千という枝を張り、Dにいたって、岩をも砕くほど大きくなって、たくましくになった状態です。

そして、D〜Iに向かって、樹勢が衰えていきます。





古歌に学ぶ
41 人知らぬ 心に恥じよ 恥じてこそ
ついには恥じなき 身にはなるらめ
42 ありがたし 嬉しと生業 励みなば
富みもたらいで 名ぞ顕わるる
43 善悪の うつる鏡の 影法師(かげぼうし)
よくよく見れば 我が心なり
44 コメ蒔いて コメが生ゆれば 善には善
悪には悪が むくゆるとしれ
45 世の中を 恥じぬ人こそ 恥となれ
恥じる人には 恥ぞすくなき
46 雨露に 打たるればこそ 楓葉(もみじば)の
錦を飾る 秋はありけり
47 世の中を ただいたずらに 渡りきて
老いてののちの いまは後悔
48 賢さの おのが心に だまされて
キツネはワナに かかるなりけり
49 我がためを なすは我が身の ためならず
人のためこそ 我がためとなれ
50 千枝(ちえ)もも枝 茂れる松も そのもとは
ただ双葉(ふたば)より 生えそめしなり



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