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【古歌43】・・古歌に学ぶ生き方



   善悪の
    うつる鏡の 影法師(かげぼうし)
        よくよく見れば 我が心なり




【歌の意味】

自分の鏡に写る姿というのは、よくよく考えてみれば、自分の心の善悪をを映しだしているようなものだという趣旨です。

影は実際の姿が地上に映ったものですが、それは、かならずしも本当の姿ではなく、自分の心の姿が投影されるものとし、その影を、よくよく反省の材料として、見つめるべきであると教えてくれています。


運勢と自分の本質(心)も同じような関係です。
自分の本質を心であるとするなら、運勢は影みたいなもので、運勢は主体的に展開するのではなく、あなたの心が描くとおりにやってくるもので、すべて自分の本質から繰り広げられるものであります。

あなたの本質(心)にしたがって、人とのふれあい、環境とのふれあいの中で、しぜんに生み出され、それが時間的に展開してくる総絵巻物が運勢であり、決して自分の本質を離れては存在するものではありません。

「本質」と「運勢」の関係を、映画の上映でたとえるなら、あなたの「本質」は「フィルム」にあたり、「運勢」はそのフィルムを映写機で回すことによって2時間あまり上映される「物語り」という関係になります。

あなたの本質(心)はすべてフィルムに納められているけれども、それだけでは運勢は生じず、そのフィルムが時間的経過の中で、その主人公(あなた自身)の悲しみや笑いがサスペンスやアクションを交えながらおもしろおかしく上映されます、その主人公の生き様が運勢であります。

このように考えますと、悪い運勢から逃げよう逃げようともがいてみても、けっきょく自分の影のごとく、つねに付きまとって離れないものだということが分かります。

生活の基本とすべきことは

@ できるだけ自分の欲心を抑えて、自分より人さまのことを優先して考えること。

A 欲望が深ければ心のスキもまた大きくも運勢が傾きやすい。

B 世の中で良いと思えることには、どんなことも丸損はない。




古歌に学ぶ
41 人知らぬ 心に恥じよ 恥じてこそ
ついには恥じなき 身にはなるらめ
42 ありがたし 嬉しと生業 励みなば
富みもたらいで 名ぞ顕わるる
43 善悪の うつる鏡の 影法師(かげぼうし)
よくよく見れば 我が心なり
44 コメ蒔いて コメが生ゆれば 善には善
悪には悪が むくゆるとしれ
45 世の中を 恥じぬ人こそ 恥となれ
恥じる人には 恥ぞすくなき
46 雨露に 打たるればこそ 楓葉(もみじば)の
錦を飾る 秋はありけり
47 世の中を ただいたずらに 渡りきて
老いてののちの いまは後悔
48 賢さの おのが心に だまされて
キツネはワナに かかるなりけり
49 我がためを なすは我が身の ためならず
人のためこそ 我がためとなれ
50 千枝(ちえ)もも枝 茂れる松も そのもとは
ただ双葉(ふたば)より 生えそめしなり



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