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【古歌26】・・古歌に学ぶ生き方



   かいなしや
     きょうはきのうの あやまりと
       思いしりても あらためぬ身は




【歌の意味】

人間は、自分の過ちに気がついても、なかなか改めることはできません。

人間は、ありがたいことに誰でも反省する心を持っていますが、その反省心も多くはその時だけで長続きせず、いつの間にか元の木阿弥になっているのが現実ではないでしょうか。


酒で家を傾ける人、女性問題で一家離散する人、あるいは、競馬・競輪・競艇・パチンコなどのギャンブルで借金地獄にはまる人は、蚕ならぬ自分が吐いた欲望の糸にがんじがらめに巻きつけられて、それから抜け出せなくて、ついには自殺する人まで出る始末です。

このように酒にのめりこむ人、浮気性が止まらない人、あるいはギャンブルに手を染めてそこから抜けられなくなるような人は、夜寝る時には、明日からは絶対に酒やギャンブルなどを止めようと、心に強く祈りながら眠りに就いているのではないかと思いますが、さて、朝になって目が覚め仕事に出かけ、そして、退社時刻にでもなれば、眠りかけていた欲心に、またもやメラメラっと火がつき、もうあとは野となれ山となれという心境で、今日だけ許してもらって、明日からは絶対に止めようと、また強く誓うものです。

意志が弱いと言ってしまったら、それまでですが、酒やギャンブルだけではなく、人間は煩悩を背負って生れてきた以上、一つや二つは人さまに言えないような、いやらしい欲望を持っているものです。
そのため、本当の反省にならず、いつまでたっても同じところを堂々めぐりし、人格的にはひとつも前進せず、幸福はすべて絵に書いて餅に等しくなります。

生活指針

欲望に負ける人は、それ以上に強い欲望を持って、欲望の対象を変えること。
たとえば、仕事に関して今まで以上の実績を上げる欲望を持ったり、あるいは打ち込める趣味を持つことも良いでしょう。





古歌に学ぶ
21 心こそ 心迷わす 心かな
心に心 心せよ
22 その道に 入らんと思う 心こそ
わが身ながらの 師匠なりけり
23 見る人も 見られる人も うたた寝の
夢まぼろしの 浮世ならずや
24 夢の世を 夢とも知らず 夢を見る
覚めたるも夢 夢もまた夢
25 一生を 夢とも知らず 覚めぎわに
夢と知りゆく 夢の世の中
26 かいなしや きょうはきのうの あやまりと
思いしりても あらためぬ身は
27 何一つ とどまるものなき 世の中に
ただ苦しみを 止めて苦しむ
28 惜しめども いつかさかりは 過ぎにけり
とめくるものは 老いにぞありける
29 世の中の 風に心を さわがすな
学びの窓に こもるわらべは
30 堪忍の 袋をおのが 首にかけ
破れたら縫え 破れたら縫え



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