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【古歌60】・・古歌に学ぶ生き方



   もちゃつかぬ
     家は餅つく 年の暮れ
       もちゃつく家は 餅つかぬなり




【歌の意味】

家庭が安定している家族は一致団結して餅をつくが、いろいろと家庭内でもめ事の多い家は、餅などつく余裕がないという趣旨です。


※「もちゃつく」とは、関西の方言のようですが、ゴタゴタしている状態を指しているようです。

家庭での家族関係が悪いとか、父親が浮気をしているとか、子どもが非行に走っているとか、あるいは、家庭内がどよんでいつもくらい雰囲気であるような家では、とうてい家運隆盛を図るようなことなどできず、いつも貧乏暮らしか、あるいは、お互いの家族同士がいがみ合うようなことにしかなりません。

家族の絆がないという家は何と寂しいではありませんか。

一方、お金がなくても、いつも家族が融和し、暖かいほのぼのとした雰囲気のある家庭なら、つねに家族の心が一致団結しているだけでなく、心にもゆとりがあって安定もしているため、年の暮れの大晦日には朝早くから家族の共同作業で餅をつく準備をしています。

朝になれば初詣をし、お節料理も一家団欒で楽しく食べている姿が目に浮かぶようです。

もちゃつく家には、もちゃつくだけの理由があるので、心静かに家族が辿ってきた人生を反省するのも良いでしょう。




古歌に学ぶ
51 こと足れば 足るにもなれて なにくれと
足るがなかにも なお嘆くかな
52 山川の 末に流れる 栃殻(とちから)も
身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ
53 道のべの 草にも花は 咲くものを
人のみ徒(あだ)には 生まれやはする
54 身を思う 心ぞ身をば 苦しむる
身を思わねば 身こそ安けれ
55 いまごろに なに驚かん 神武より
二千年来 暮れていく年
56 色黒く 顔の悪しきは 生まれつき
直せば直る 心直せよ
57 知るとのみ 思い知りても なによりも
知られぬものは 己なりけり
58 雨そそぐ 軒の下石 くぼみけり
かたき枝とて 思い捨てめや
59 カネカネと 騒ぐうちにも 年は暮れ
我が身は墓に 入り相(あい)の鉦(かね)
60 もちゃつかぬ 家は餅つく 年の暮れ
もちゃつく家は 餅つかぬなり



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