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【古歌52】・・古歌に学ぶ生き方



   山川の
     末に流れる 栃殻(とちから)も
       身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ


【歌の意味】

人生に失敗したときは、すべての欲望を脱ぎ捨てて、再出発すれば浮かぶこともあろうという趣旨です。


栃殻とは栃の実が成熟して、はじけ散った後の殻のこと。
実が入っていると重いので、沈んだままコロコロと川の
底を流れますが、空になったら再び浮かび上がれます。

この歌はこうした栃の実の一生をもじったもので、失敗したらこの際、一度、身ぐるみを全部脱ぐなら、新しい世界が開け、もう一度、社会の表面に出られるといっています。



古歌に学ぶ
51 こと足れば 足るにもなれて なにくれと
足るがなかにも なお嘆くかな
52 山川の 末に流れる 栃殻(とちから)も
身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ
53 道のべの 草にも花は 咲くものを
人のみ徒(あだ)には 生まれやはする
54 身を思う 心ぞ身をば 苦しむる
身を思わねば 身こそ安けれ
55 いまごろに なに驚かん 神武より
二千年来 暮れていく年
56 色黒く 顔の悪しきは 生まれつき
直せば直る 心直せよ
57 知るとのみ 思い知りても なによりも
知られぬものは 己なりけり
58 雨そそぐ 軒の下石 くぼみけり
かたき枝とて 思い捨てめや
59 カネカネと 騒ぐうちにも 年は暮れ
我が身は墓に 入り相(あい)の鉦(かね)
60 もちゃつかぬ 家は餅つく 年の暮れ
もちゃつく家は 餅つかぬなり



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