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【古歌53】・・古歌に学ぶ生き方



   道のべの
    草にも花は 咲くものを
     人のみ徒(あだ)には 生まれやはする




【歌の意味】

路傍の草でもきれいな花を咲かすのだから、この人間が無駄に生まれたりするはずはないという趣旨です。

万物の霊長といわれる人間は、それぞれの人が、自分の果たすべき任務を背負って天から生まれてきているのであります。
なぜ、万物の霊長と言われるかといえば、万物の中でも人間だけが、天地の徳を受け、かつ、天地の徳を知っているがゆえです。


もっと分かりやすく説明しますと、人間は精神(気)と肉体(質)が融合して、ひとつの生命体を形成しており、精神と肉体は不可分の関係になっています。要は、目に見えない気が肉体に宿ることによって人間は生命を維持しているということです。

中国の思想では、この宇宙は、ビッグバンによる宇宙創生以来、五つの気(エレメント)が、一時も休むことなく、かつ、一分の狂いもなく周流循環していると仮説を立てており、そして、われわれ人間は、母の胎内で精子と卵子が融合するときに、この五つの気が宿って、生まれてきます。

このときの父は天に配され、母は地に配されています。

四柱推命学では、人間は、天の気(天干・父)が地(月支・母)に降りて、その地(月支・母)から生まれ出るとされており、その月支蔵干を人元と言って、運命を担う大切な因子とされます。
このように人間は、天の徳と地の徳を受けて存在することから、人間の体型もよく見ますと、頭部は丸く宇宙(天)を象徴し、手足は東西南北の四方に伸びて地(質)を象徴し、地(質)の上に宇宙(天の気)を戴いている姿となっています。

この姿をしていますのは、二足歩行します人間だけです。

このような尊い人間は決して理由なくしてこの世に生まれたのではなく、他人に生きる希望を与える、他人の人格を高める、他人に愛を捧げるために生れてきているのです。




古歌に学ぶ
51 こと足れば 足るにもなれて なにくれと
足るがなかにも なお嘆くかな
52 山川の 末に流れる 栃殻(とちから)も
身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ
53 道のべの 草にも花は 咲くものを
人のみ徒(あだ)には 生まれやはする
54 身を思う 心ぞ身をば 苦しむる
身を思わねば 身こそ安けれ
55 いまごろに なに驚かん 神武より
二千年来 暮れていく年
56 色黒く 顔の悪しきは 生まれつき
直せば直る 心直せよ
57 知るとのみ 思い知りても なによりも
知られぬものは 己なりけり
58 雨そそぐ 軒の下石 くぼみけり
かたき枝とて 思い捨てめや
59 カネカネと 騒ぐうちにも 年は暮れ
我が身は墓に 入り相(あい)の鉦(かね)
60 もちゃつかぬ 家は餅つく 年の暮れ
もちゃつく家は 餅つかぬなり



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