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【禅の言葉】・・自未得度先度他(じみとくど せんどた)


★ 趣旨

自分が未だ得ていない悟りを、ほかの人に先に得させてあげるという意味です。




「自未得度先度他」の心とは「自らは未だ得ていなくても、まず先に他に得えさせてあげる」という利他救済の心のことです。菩提心(最高の悟りの境地)を起こすということで、発菩提心(ほつぼだいしん)ともいわれています。


この心は、己を空しくしなければできないことでしょう。

よく新聞の折り込みチラシやネット広告などで、「限定○○名様」「早い者勝ち」「あなただけにお知らせします!」などというキャッチコピーを見かけませんか。

また、街を見渡せば、見せの開店前から行列を作る人たちや、バーゲン会議での競争、渋滞道路での割り込みなど、「自分がまず先にしたい」「他人よりはまずは自分が大事」といった行動を見かけることがしばしばあります。

あるいは、昔の人は、人や世の中を救うことを目的に学問を志していましたが、今では、競争相手をけ落としてでも、自分だけが競争にうち勝つために勉強していませんか? 果たしてそれは学問でしょうか?

こういう他人を尊重せず、ないがしろにする行動から、人間関係のもつれや、モメゴト、ひいては国同士の戦争を引き起こしているのです。

この言葉が示す禅の教えは、「自分が道を渡るより先に、ほかの人を渡らせましょう」ということで、つまり、「自分が得ていないものを、まず先に他人に得てもらおう」ということです。

「自分が自分が!」と我を通す前に人間をはじめ、生きているあらゆるものに利益と幸福を与えたい、という気持ちです。


本の少しでも構いません。
多くの人が譲り合いの精神を持つことで、いじめや差別のない世の中が生まれるのです。





禅の言葉でストレスや悩みを軽くしよう
人との出会いを輝かせる
放てば手に満てり
生といふは、人のふねに乗れるときのごとし
見性成仏(けんしょうじょうぶつ)
花は無心にして蝶を招き、蝶は無心にして花を尋ぬ
自未得度先度他(じみとくど せんどた)
風(かぜ)疎竹(そちく)に来る、風過ぎて、竹に声をとどめず
挨拶(あいさつ)
一器水瀉一器(いっきすい しゃいっき)
把手共行(はしゅきょうこう)
不立文字(ふりゅうもじ)
光明(こうみょう)を学得(がくて)せる作家(そか)まれなり
三人同行(どうぎょう)すれば必ず一智(いっち)あり
お陰様(おかげさま)
一期一会(いちごいちえ)
三級(さんきゅう)浪(なみ)高くして魚(うお)龍(りゅう)と化す



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