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【古歌70】・・古歌に学ぶ生き方



   有りという
    人に地獄は なかりけり
       無しと思える 人にこそあれ




【歌の意味】

善業を積めば極楽、悪業を積めば地獄行き。

地獄というものを有ると考えているような人は、日頃から善業を積もうと努力している人であり、地獄は無い考えているような人は、日々反省心もなく、その場しのぎの人生を送り、自分が他人にいかに迷惑をかけているかなどとはつゆも思わないような人であるという意味です。


地獄の存在の有無は別として、人間は日頃から、両親を大切にして敬い、先生を心から尊敬するような謙譲心を持っていなければならないのに、最近の風潮では寡黙で責任感のある人は少なくなって、逆に我がわれがと人より先に出ようとする人ばかりが目立つ世の中になりましたね。

もともと、自分が生きているのは、自分自身ががんばって生きているのだと思っているかもしれませんが、あなたは自分が眠っている間、心臓を意識して動かしているでしょうか。
あるいは、意識して呼吸をしているでしょうか。

誰もそんなことはしていないと思いますが、これはまさに天の意思によって生かされているからであり、あなたが無理に心臓や肺を働かそうとしなくても、寿命が尽きるまでは動くのです。

もう少し、自然の偉大さに感謝して、謙虚に生きよう。





古歌に学ぶ
61 世の中は 流れ渡しの 船なれや
下るぞ棹は さしよかりけり
62 人多き 人の中にも 人ぞなし
人となせ人 人となれ人
63 手や足の 汚れはつねに 洗えども
心の垢を 洗う人なし
64 つくづくと 思えば悲し いつまでか
身につかわるる 心ならずや
65 世の中は ウサギとカメの かけくらべ
早いからこそ 遅くなるらめ
66 すさぶ世に 思いだせかし 古人(ふるひと)の
聖(ひじり)の歌を 生きるよすがに
67 我にある 宝を知らぬ 愚かさに
世界のものを 欲しがりぞする
68 世の中は なにもいわずに いよスダレ
その善悪は 人に見え透く
69 苦しみて のちに楽こそ 知らるなれ
苦労知らずの 楽は味なし
70 有りという 人に地獄は なかりけり
無しと思える 人にこそあれ



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