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【古歌63】・・古歌に学ぶ生き方



   手や足の
    汚れはつねに 洗えども
         心の垢を 洗う人なし




【歌の意味】

手足が汚れたりすると人はすぐに洗い落としますが、心の中にある欲心とかうぬぼれ心は、なかなか洗い落とす人がいないものだという趣旨です。


私たちの心は、本当は純真無垢で汚れがないものであると、宗教の世界では言われていますが、そうは言いましても、私自身の心の中を覗きますと、塵や芥がいっぱいたまり、あれが欲しいこれが欲しいと、とどまることなき欲望が渦巻き、また、少しでも他人によく見せようと虚勢を張ったり、うそはったりを言うこともしばしばで、情けない自分の心が鏡に映っていて、嫌になることがあります。

ただ、それでもそれは真の心に問題があるのではなくて、心の上にかかっている雲があるために、真の心が現われ出ないだけであります。

お月様で言えば、月にむらくもがかかっているだけで、月そのものは真ん丸く煌々と太陽の光で輝いているのに、雲があるために月が欠けているように見えるようなものであります。

ですから、真の心を出すためには、心上の雲を吹き払えば良いだけです。




古歌に学ぶ
61 世の中は 流れ渡しの 船なれや
下るぞ棹は さしよかりけり
62 人多き 人の中にも 人ぞなし
人となせ人 人となれ人
63 手や足の 汚れはつねに 洗えども
心の垢を 洗う人なし
64 つくづくと 思えば悲し いつまでか
身につかわるる 心ならずや
65 世の中は ウサギとカメの かけくらべ
早いからこそ 遅くなるらめ
66 すさぶ世に 思いだせかし 古人(ふるひと)の
聖(ひじり)の歌を 生きるよすがに
67 我にある 宝を知らぬ 愚かさに
世界のものを 欲しがりぞする
68 世の中は なにもいわずに いよスダレ
その善悪は 人に見え透く
69 苦しみて のちに楽こそ 知らるなれ
苦労知らずの 楽は味なし
70 有りという 人に地獄は なかりけり
無しと思える 人にこそあれ



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