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【古歌61】・・古歌に学ぶ生き方



   世の中は
     流れ渡しの 船なれや
        下るぞ棹は さしよかりけり




【歌の意味】

世の中で生きるということは、渡し舟に似ており、楽をして漕いでいるととんでもないところに着いてしまうということです。


渡し舟というのは、川を横切って対岸に着ける舟のことですが、当然、川は流れているわけですから、向こう岸につけようとすると、流されないように川の流れに逆らって漕いでいかなければ、対岸に着くことはできません。

もちろん、楽をして下流に流されながら漕いでいっても、対岸にはつけますが、それは初期の目的地とは相当かけ離れた対岸についてしまいますね。

人間は得てして安きに流れやすい本質を持っていますので、できるだけ努力せずに楽に生きようとする傾向がありますが、こんなことをしていると大事な人生を棒に振って何の目的を持って自分が生れてきたのかも知らないまま、あっという間にあの世に行ってしまいますよ。

まずは、天からあなただけに与えられた素質や才能を磨くことが大切です。

常に油断せず、努力を怠らないこと。

最後に、天から自分に与えられた使命に目覚めることが大切です。




古歌に学ぶ
61 世の中は 流れ渡しの 船なれや
下るぞ棹は さしよかりけり
62 人多き 人の中にも 人ぞなし
人となせ人 人となれ人
63 手や足の 汚れはつねに 洗えども
心の垢を 洗う人なし
64 つくづくと 思えば悲し いつまでか
身につかわるる 心ならずや
65 世の中は ウサギとカメの かけくらべ
早いからこそ 遅くなるらめ
66 すさぶ世に 思いだせかし 古人(ふるひと)の
聖(ひじり)の歌を 生きるよすがに
67 我にある 宝を知らぬ 愚かさに
世界のものを 欲しがりぞする
68 世の中は なにもいわずに いよスダレ
その善悪は 人に見え透く
69 苦しみて のちに楽こそ 知らるなれ
苦労知らずの 楽は味なし
70 有りという 人に地獄は なかりけり
無しと思える 人にこそあれ



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