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【古歌35】・・古歌に学ぶ生き方



   キッパリと
     埒(らち)のあきたる 世の中に
       埒のあかぬは 迷いなりけり




【歌の意味】

世の中は真理で埒が開いているのに、思い通りにならないのは迷いであるという趣旨です。


この世界は宇宙から地球の隅々までくまなく研究され、すでに明らかにされているのに、自分の運命だけは、何も悪いことをした覚えがないのに、どうしようもなく低迷していると考えていませんか。

なぜ、自分だけが報われないのかスッキリしないのが悲しいかな人間であります。
世の中は、あなただけ報われていないと思われるかもしれませんが、それでも埒はしっかり開いており、間違いはないのですよ。


@ 何か一つに的を絞り、学術や技能を高めるような努力はしましたか。

A 自分の性格の嫌なところを点検し、それを正すための努力をしましたか。

B 自分は自分の思うところを主張して、人の言うことを聞かなかったか、喧嘩別れになったことはないか。

C 目上や同業者など自分将来にとって大事な人に、いくら自分のほうに正義があるとはいえ、邪険にふるまったり腹を立てて、席を立ったことはないですか。

D 人の人格を無視し、人との協調性に反し、思いやりの心に欠けるところがなかったか。

人生には、自分でも気づかないうちに、いろいろのことがあって、見過ごしているものです。
@〜Dのことをあれこれ考えますと、「この世はすべて埒が開いている」ことをお分かりになったのではないでしょうか。





古歌に学ぶ
31 見ればただ なんの苦もなき 水鳥の
足はせわしき 浮き世かな
32 かばかりの ことは浮き世の ならいぞと
許す心の 果てぞ悲しき
33 かりそめの 言の葉ぐさに 風立ちて
露のこの身の おきどころなし
34 色と酒 利欲におのが 目がくらみ
うかうかはまる 借金の淵
35 キッパリと 埒(らち)のあきたる 世の中に
埒のあかぬは 迷いなりけり
36 重くとも 我が荷は人に ゆずるまじ
になうにつけて 荷は軽くなる
37 いくたびも 思いさだめて 変わるらむ
頼むまじきは 我が心かな
38 善悪の 人の見る目は ありながら
我が身のうえは ウバタマの闇
39 心から 流れる水を せき止めて
己と淵に 身をしずめけり
40 世の中の 人は知らねど 科(とが)あれば
我が身を責める 我が心かな



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