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利に合えば而ち動き、利に合わざれば而ち止まる 『孫子』


株というのは、ビジネスや商売の一種であり、安く買って高く売りつけて利益を得ることが唯一の目的であるから、徹底的に儲けるという実利主義の考え方一本で、臨まなければなりません。

そこにはヘンな倫理観など必要ではなく、国家社会に奉仕するためとか、政治や経済の勉強のためとかという目的など一切入り込む余地がないものでありそういう商売以外の目的はけっして正道ではないのです。

いずれにしても、株式投資では、儲けることだけに徹底しないと、うまくいきません。

「利に合う」というのは、儲かる成算が立った時で、「利に合わざる」というのは、儲かる成算が立たない時です。

ですから、「利に合う」ときには、徹底的に売買し、「利に合わざる」時は、徹底的に休むのが株の定石です。



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