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【禅の言葉】・・真玉泥中(しんぎょくでいちゅう)に異なり


★ 趣旨

真の玉は泥の中にあっても異彩をはなつという意味です。自分の居場所を嘆く前に、自分の実力を確かめてみましょう。




「あなたが本物の宝石なら、たとえ泥の中にいたとしてもその輝きは失われない」と説く禅の言葉です。

あなたの人生は、すべからく、さまざまな縁によって生じているはずです。ですから現在、自分の置かれた家庭環境や経済状態、人間関係などの状況や境遇を悔やみ、不満に思ったり、不遇の身だと嘆いたりしても何もはじまりません。

「私の実力はこの場では生かせない、もっと別の環境であればいい結果になるはず」などといった考えは、あなたのネガティブな気持ちを増長させ、人生にさらなる悪縁を招いてしまうことになるかもしれません。

本物は、どこにいても本物なのです。本物であれば、輝かない場所などありません。与えられた環境の中で生き生きと異彩を放つような人生を送りたいものです。

「馬子にも衣装」の馬子が、たとえ殿様の衣装を着たとしても、しばらくは、その殿様の衣装や座っている玉座などの権威を示すものの力を借りて、力を発揮できるでしょう。ですが、最初は誤魔化すことができても、そのうちすぐにボロが出てしまうはずです。

会社での役職にしてもそうです。人事異動で、ある程度の役職につけたとしても「自分の実力なら当然!同輩にも威張れるぞ」などといったおごりは持たないことです。それは本当に、自分の実力だけで勝ち取った地位とは限りません。
その人事異動を、あなたの本当の実力を確かめる機会だと思うべきなのです。

★ 自分の実力を過信すると、足もとをすくわれてしまいます

ある大手の会社の部長まで上り詰めた人が、人事異動の不満がもとで、彼は長年勤めた会社を辞め起業したそうです。

彼は自分の実力やそのキャリアを生かせば、新会社の成功は間違いないと考えていたのでしょう。ですが、その会社を辞めた彼に、仕事を頼む会社はほとんどありません。

彼の営業は、大企業というブランドがあったからこそ、そこそこの成績を残せただけなのです。

本物の実力者とは、どんな場所にいようと、どんな状況であろうと光を放つことのできる人のことです。地位にあぐらをかいていては、実力者とはいえません。

たとえ、今自分が光のない場所にいたとしても、自分が灯りになるための努力を怠らないようにしたいものです。





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