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★ 徳川家康の名言 江戸幕府の初代征夷大将軍。 100年以上続いた戦乱の時代を終わらせた。
あなたには今、なにか欲しいモノや狙っている商品はありませんか？ 少し前までの買いものは、ひとつの商品を買うまでに、悩み、あれこれ考え、何度も店に通って決定するのが一般的でした。ですが、今は違います。 最近の買いものは、インターネット通販などで、画面のボタンをクリックするだけでたいていの商品を、たやすく手に入れることができます。そして新しいものは、できれば手に入れたいという風潮です。 昔のものを捨て、新しいものに走りたい。ハイビジョンテレビにしても、もっと薄く、もっと大きなものへ。さらに、スマートフォン、お掃除ロボット、ドラム式洗濯機、空気清浄機などなど、とにかくもっと便利に、という発想です。 ですが、買い替えの理由をよくよく考えてみてください。今、使っているものが壊れたからではなく、ほんの少し便利になったものが欲しいだけではありませんか。 ★ 工夫してものを使っていた時代を思い出そう 冒頭の名言は、徳川家康の遺訓のひとつです。 現代の言葉にすると「不自由なことが当たり前だと思えば、なにも不満ではない、欲が出てきたら、生活に困っていた昔のことを思い出そう」となります。 ご存知の通り、徳川家康には、幼少期から青年期まで人質として過ごしてきた過去がありました。この辛い人質の時期を耐え忍び、乗り越えた家康だからこそ、つのような教訓が生まれたのでしょう。 ですが、今の私たちの生活に当てはめた場合、過去の困窮というより、「便利になり過ぎていないちょっと昔」を思い出して我慢しよう、といった具合になるかもしれません。
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